毎回、少しでも時間が空くと計画してしまう釜山旅行。
今回も1泊2日という強行スケジュールでやってきました!釜山の人気観光地と釜山の人気の料理を楽しむことがコンセプトです。
福岡から釜山は飛行機だと1時間弱で行くことができるので、福岡県民にとってはある意味国内旅行よりも気軽に行ける観光地なんです。だからこんな国内旅行のような旅の仕方もできますよね。
8:55に福岡を経ち、10時前には釜山へ到着!冬の天候だから飛行機がいつも以上に揺れて心配していたら、釜山の陸地は見えてきました。
釜山は雲が多く小雨も降る予報。だけど、暖冬のせいか思ったより寒くない感じです。1泊なので必要ないかなと思いながらもモバイルWi-Fiを空港でレンタルして、鉄道で西面(ソミョン)へ移動しました。
西面の名店「浦項テジクッパ」
釜山の名物といえば、ミルミョン(麺料理)、ナクチポックム(タコの辛いため)、ヤンコプチャン(ホルモン焼き)などたくさんありますよね!そのたくさんある名物の中でも一番認知度があるのはテジクッパプ(豚肉のクッパ)!
いつもなら空港から直行で南浦洞まで行ってしまうのですが、釜山に到着して真っ先にテジクッパを食べようと西面に来ました。西面には老舗のデジクッパ店が並ぶ通りがあります。どこも有名なので、外から店の中を眺めて、客が多く入っているお店「浦項テジクッパ」さんに入店しました。
席についてすぐ、テジクッパとネジャンクッパ(ホルモン入り)を注文。白濁の豚骨スープはさっぱりしていて臭みがない。博多のとんこつラーメンのように提供される時にしっかりと味がついているわけではないですが、スープの中に入っているヤムニョン(みそ調味料)をよく混ぜて味が足りなかったら、塩コショウとアミの塩辛を入れて味をととのえていただきます。薬味としてニラも入れますよ!
途中、ミルミョン(麺)やキムチも入れていろんな味を楽しみながら食事をしました。
1. About Pohang Dwaejigukbap The streets where Busan famous …
田浦カフェ通り
ランチを食べて向かったのは、田浦カフェ通り!インスタ映えするデザートや飲み物を提供するオシャレなカフェが点在していることで人気のエリアです。
西面のデジクッパのお店が並ぶ通りから5分ほど歩くと看板を見つけることができました。ウワサ通り外観からオシャレなお店が多いです。人気店は人が並んでいて、お目当てのお店がある場合は少し時間にゆとりをもって訪れたほうがいいかもしれないですね。
せっかくカフェ通りに来たので、どこかオシャレなカフェで写真映えするデザートでも・・っと思っていたのですが、デジクッパが思いのほかボリュームがあってお腹にずっしりきていたので、カフェに立ち寄る気になれませんでした(笑)
甘川文化村
西面を後にして、地下鉄1号線のトソン駅(109)まで移動して向かったのは人気の観光スポットの甘川文化村!
(トソン駅6番出口から出てすぐの角を右に曲がり、釜山大学病院の前のバス停からマウルバス沙下1-1、西区2、西区2-2に乗車)
駅から小さなマウルバスに乗車します。バスには漢字で「甘川文化村」と記載してあるので迷わず乗ることができます。
小さなバスは急こう配の曲がりくねった道をどんどん登っていきます。運転が荒いことで有名な韓国のバスは、期待を裏切らない運転で進むので、座れなかった人たちは大変そうでした。
気を紛らわすために窓の外を眺めると、急こう配を歩いている20代くらいの観光客がチラホラ。バスに乗った方がいいよ~と心の中で思っていると10分弱で甘川文化村に到着しました。
入口脇にある観光案内所で地図(2,000W)を購入。ちなみに地図の収益でこの地域の福祉や支援事業を行っているそうなので、寄付的な感覚で地図を購入しました。
通りの両脇には食べ歩きができる唐揚げやアイスクリームなどのお店やお土産物屋さん、カフェなどが点在しています。またフォトスポットも点在していて、多くの観光客が立ち止まって楽しんでいました。
まずはそんなお店に立ち寄りながら、この村の代名詞でもあるカラフルな建物が斜面に立ち並ぶ風景を眺めることができる展望台へ!
曇り空なので写真で見ると景色がよく映らないですが、奥には港町らしく海も見えて釜山らしさを味わえました。
そして、雨も心配だったので、軽めに散策をしてバスでチャガルチまで戻り、ホテルへ向かいました。
1. About Gamcheon Culture Village The scenery created by hou…
ワンソクムクイ(焼肉店)
ホテルで少しゆっくりして、向かったのはワンソクムクイ。チェーン店なのですが、豚焼肉がおいしいことで有名なお店で、お昼から通しで開いているからちょっと早い夕食(飲み!?)もできます。西面あたりだと夕方オープンのレストランが多い(私の感覚として)ので、南浦洞は店選びは比較的簡単ですね。
16時過ぎ、サムギョプサル3人前(最低3人前の注文が必要)とテンジャンチゲを注文!それに忘れてはいけないビールと韓国焼酎もオーダーしました!
先客は2組。以前はもっと賑わっていたような印象だったので、なんだか拍子抜けです。
お肉は店員さんが焼いてくれるので、焼き終わるまでビールを飲みながらゆっくりと待ちます。お客さんは少なかったけどお肉の味は確か!野菜やキムチに包んでおいしくいただきました。
1. About “Matchandeul Wansogui” This restaurant is a popul…
このまま2件目!と行きたかったのですが、今回は屋台に行くと決めていたので、いったんホテルに戻って休憩しました。
南浦の屋台(ポジャンマチャ)
18時を過ぎて外に出ると、日が落ちたのか小雨で暗くなったのか、あたりは暗くなっていました。
日が暮れる頃には、ポジャンマチャと呼ばれるいわゆるお酒が飲める屋台がたくさん並びます。ピフ広場から西区庁へと抜ける通りとその路地です。
たくさん並ぶので特にお気に入りの店が無い場合は、お客さんの入りや店主のアジュンマの様子を見て、入店する屋台を決めればいいと思います。
私もひと通りお店を眺めてから決めようと思っていたのですが、小雨が降って寒かったので、近くの屋台に入ることに決めました。(季節は1月下旬、まだまだ冷えます(笑))
中に入ると意外とあたたかい!上着を脱ぐほどではないけど、寒さを感じないくらいの温度です。さっそく店主に何がオススメなのか聞いてみるとタコと貝だというので、ホタテの貝焼きと海老を注文。(各13,000W)
ビールを飲んで料理を待っている間に、ゆで卵とプチトマトなどの付け出しがでてきました。
正直、ホタテ焼きも海老焼きも特別おいしいというわけではなく、また少し割高なので、雰囲気を楽しむ程度に飲みに行く感じなのかなと思います。同席した地元の方は、時間つぶしに焼酎を1本飲んで、遅れてきた連れの方と別の場所へ行かれていました。
程よく酔っぱらったので、ピフ広場の近くにあるコンビニでビールとお茶を買ってホテルに戻りました。(お風呂に入った後、缶ビールを1本!で一日は終わりました(笑))
豆腐チゲの有名店「ドルゴレ」
翌朝、7時過ぎホテルを出て向かったのは、豆腐チゲで有名な「ドルゴレ」さん。
国際市場がまだ静まりかえっている中、営業されています。
店内に入るとすでに2組が食事をされていました。7時から営業をされているので、帰りの便が早い観光客(特に日本人)が朝食を食べに来られている印象です。私たちもそうですが(笑)
席に着くとすぐに、ナクチポックム(タコの辛炒め)2人前とスンドゥブチゲ(豆腐チゲ)、そしてビールを注文。朝から贅沢ですが、ナクチポックムも釜山名物のひとつなのでどうしても食べたくなっちゃいました。
ナクチポックムは生姜が効いてそんなに辛くない印象です。ぷりぷりのタコがたくさん入っていて、タンミョン(ハルサメ)がスープを吸っていてお酒にもよく合う!
それにこちらのドルゴレさんは何といってもキムチが浅漬けでおいしいんです!テイクアウトもできるので、日本に持ち帰る人も多いようですよ。
日本人観光客も多く訪れるので初めての釜山でお店に迷うっという時にもお勧めです。
1. About “Dolgorae” This is a tofu hot pot restaurant that…
松島スカイウォーク
朝食の後、ホテルに戻って少し休憩。
そして、フォレプレミアホテル(旧フェニックスホテル)の前付近にあるバス停から松島スカイウォークへ向かいました。
バスで10分ほどの観光地なので時間がなくても行きやすし、海の景色や潮風が楽しめます。今回は朝が早くて観光客はほとんどいなかったのですが、その分ゆっくり散策ができました。到着したのは9時30分くらいだったからロープウェイも動いていましたよ。
朝の澄んだ景色をたっぷり楽しんで、少し早めに金海国際空港へ行くことにしました。
釜山旅行の楽しみは何といっても食事!今回もテジクッパ・豚焼肉・ナクチポックム・海鮮などを堪能させていただきました。レートのお得感のようなものは韓国ではほとんど感じなくなりましたが、それでも食費は日本よりも安いのかなと思います。あと交通費も。
何といってもお隣の国なので気軽に海外旅行を楽しめるというのはいいですよね!時間を見つけて、また弾丸旅行を決行したいと思います。
みなさんもぜひ釜山旅行を楽しんでくださいね。
1. About “Sondo cloud trails” It is a popular place not on…