「マニサンイプグ(摩尼山入口)」のバス停は登山口の正面にある。だから便利なのだけど、バスの本数が少ない。
観光地だから休日もバスの本数があればいいのだけど、なぜだか少なくて地下鉄とバス2本を乗り継いで仁川駅からやって来た。(ちなみに登山日は日曜日)
とても人気の山らしく、大きな駐車場があり、コンビニやカフェ、インフォメーションも敷地内に併設してある。
もう10時を過ぎたから朝食の時間は過ぎてしまったけど、コンビニでカップラーメンを購入し、仁川駅前のキンパ天国で購入した海苔巻きと一緒にお腹を落ち着かせることにした。
コンビニの外にあるイートインスペースでラーメンをすすっていると、登山客が次々に通り過ぎていく。登山をするのではなく単なる観光客という感じの家族もたくさん。韓国の山らしく、コンビニからマッコリや韓国焼酎を買い込んでいくおじさま達もチラホラ。
この山は珍しく入山料(入場料)が必要で、大人一人2,000W。人数分を払うとレシートのようなものをくれるのでそれを入口にいる係員に見せて入山する。
登山口付近には登山靴の汚れを取るためのエアスプレーのようなものが設置されている。韓国の山ではどこへ行っても大体は設置されていて、泥なんかが靴についてしまったときなんかは便利だ。
摩尼山の登山道は木道や石畳など整備されているけど、階段の勾配がきついので以外と登りごたえがある。だから、途中途中に休憩できるように椅子が設置されて、休憩をしながらゆっくり上っている人が多い気がする。
私も長い距離ではないからゆっくり休みながら、たまに後ろを振り向きながら登る。後ろを振り向くと登ってきた景色がとてもきれいだ。だから何度も振り返ってしまった。
そして、チャンソンダン(塹城壇)の手前を木道の方に右に曲がったら、感嘆の声が聞こえた。
「うわ~!」
眼下には田園と海、海に浮かぶ小島たちの景色が広がる。島にある山だからこそ見れる景色だ。ここは絶景ポイントのようで立ち止まっている人が多い。
私も景色に吸い込まれるように美しい景色をゆっくり楽しんだ。
だけど、ここは頂上ではない。どこで間違ったのか。。。ってあそこしかないかな。
そう!チャンソンダンからの曲がり角。あそこを左の方に向かわなければならなかったようだ。ちなみにチャンソンダンは空に向けた祭祀を行う場所だったようで史跡に指定されているらしい。
でも時間的には公開時間内であったはずなのに、残念ながら入れないようになっていた。他の登山客も残念そうに通り過ぎる人ばかり。
チャンソンダンを過ぎれば、頂上はすぐそこだ。
頂上だ~!って人だかり(笑)
頂上はヘリポートになっているからみんな座り込んで景色を楽しんでいる。他の人たちは写真タイム。百名山登頂と書かれたタオルを掲げていたり、家族で並んで写真を撮っている。私も列に並んで写真を一枚。
天気も良くて気候も涼しいから最高の登山日和だ。
景色を楽しんでから、あの急こう配の階段を下ることにした。
標高が低いのに、摩尼山が韓国人に愛され韓国百名山に選ばれている理由は、何といっても頂上からの展望ではないかと思う。私は展望がいい山が大好きだ(みんなそうかもしれないが)。頂上でゆっくりすると心がリフレッシュされる。
頂上は狭いのに、登山客が多いからあまりゆっくりはできないかもしれないけど、それでもすぐに降りるにはもったいない。
また、ソウルから日帰登山が可能なので、ソウルの有名な山は登ったことがあるという方は旅行気分で挑戦してみるのもいいのではないかと思う。
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コース:1コース ⇒サンパンリ登山口(상방리매표소)→1004階段(1004계단)→チャムソンダム(참성단)→頂上(정상)
所要時間:2時間50分(往復)
費用:入山料(大人)2,000W(2019年10月現在)
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(摩尼山(マニサン)の記事↓↓↓)
1. About “Mt.Mani” Mt.Mani on Ganghwa Island is 472.1 meters…
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