朝4時30分に起床。
どうしてこんなに早く起きたのかというと、6時20分ソウル駅発のKTXに乗るため。紅葉の時期だからなのか、単に南下する便が少ないからなのかは分からないけど、午前中の便で席が空いているのはこの便だけでした。
早めに予約サイトでチケットを買っておけばよかったのかもしれないけど、なぜかエラーで購入できず。仕方なく空席状況だけを確認していました。予約状況の確認ができただけでもよかった。
まだ夜が明けない中を移動して、6時前にソウル駅に到着。構内は意外と人がいる。チケット売り場は並んでいないけど、チラホラチケットを購入している人がいるし、テレビ前の椅子には20人くらい座っている。レストラン関係はまだ開いていないけど、コンビニがあるから大丈夫です。(ちなみにホームへ行く途中に弁当屋さんが2店舗くらい開いていました)
とりあえず、急いで往復のチケットを購入。いつもは片道ずつしか乗車券は買わないんだけど、紅葉シーズンだから念のため帰りの便を確保しました。前回(10月)、日曜日の夕方にソウルから大田まで特急の席なしで移動したのがかなりきつかったから。
1時間40分の車窓からの景色は常に濃霧。真っ白。。外はかなり冷えているようだ。
井邑駅に到着して構内を見てちょっと拍子抜けした。観光シーズンだから人であふれているのかと思ったのに普通の朝の駅の景色だ。観光客らしき人は見当たらない。人が多かったら急いでバス停に行かないといけないと思っていたけど、安心してトイレ休憩をした。
それなのに、トイレを出てきたら、女性トイレはすごい列。どこから来たんだろうって感じ(笑)
中には登山スタイルの人たちもいる。やっぱりそうですよね!シーズンですから!
コンビニで水とお菓子を買ってバス停に急ぐと、あ~っ!もう列ができています!先が思いやられるな~。
何とか見送ることなく次のバスに乗り込んだものの、朝の通勤ラッシュ並みにギュウギュウ詰めの車内。臨時バスではなく路線バスだから、他のバス停でも乗る人がいて更にすし詰め状態。これだと登山の前から疲れちゃいます(笑)。
(ネジャンサン行きバス171番です)
景色も見れないまま、20分くらいでネジャンサンバスターミナルに到着。バスターミナルに着いた頃には空は晴天になっていました☆ちなみにここにはコンビニがあるので、何か買うなら最後のチャンスです!
バスターミナルからの道沿いには飲食店と屋台が並んでいます!観光シーズンだからかもしれませんが、朝からにぎやかで、店頭販売のおばさんや呼び込みのおじさんもいて活気があります。山登りから戻ってきたら、この辺りで昼食にするのもいいですよね。
途中にある駐車場を過ぎたあたりからは、バスから降りてきたツアー客でいっぱい。中国語圏の団体が大勢いました。
屋台の通りを過ぎると、入場ゲートがあり、団体と個人で分かれています。もちろん、個人(青い方)の列に並び、入場料を支払って中に入ります。(入場料3,000W/一人あたり)
いよいよ山も近づいてきたと思ったら、前方にまた行列!
バスのチケットカウンターで聞いてみると、ケーブルカーまで循環バス(W1,000)で行けるとのこと。かなり距離があるみたいなので、時間短縮のために長くできた列に並びます。
循環バスは次から次へとやってくるので、列が長くてもそんなに待ち時間なく乗れました。
だけどケーブルカー乗り場に着くと、2重の列。(あ~どこに行っても列に並ばないといけないのね~)
乗車券を買うために並んでいる列と乗るために並んでいる列ができているみたいです。ここでケーブルカーの往復券を買うことを決断しました。
この山ではネジャン寺の紅葉も有名なので、帰りはネジャン寺によって歩いて下って来ようか迷っていたんです。だけど、ここまででも予想の時間を超えていたので、帰りの時間も考えてネジャン寺の紅葉は諦めることにしました。
ケーブルカーに乗るまでが一苦労。チケットは意外とすんなり買えたけど、乗車の列が進まない。30分くらいは待ちました。
その上残念だったのが、ケーブルカーからの景色が楽しめなかったということ。身動きができないほど人を詰め込むので運よく窓側に立つことができた人だけが景色を眺めることができるようです。ただ人数はしっかり数えていたから安全面は大丈夫だと思います。
上に着くと、人の流れは右の展望台のある方へ。登山道へ進む人はほとんどいません。ケーブルカーで上って、展望台で景色を眺めて、ネジャン寺を散策するのが観光コースのようです。
なので、登り口が少し分かりにくい。山はあまり人気がないのかもしれません。
ヨンジャ峰の辺りまでは韓国の他の山と同様に木道、金属製の階段などで登山道が整備されています。さすが韓国の山ですね。
でも、勾配がかなりあるので階段もしっかり手すりを持たないと危ないところもあります。(階段も少し老朽化している感じがしました)高所恐怖症の人には少しツライかもしれません。
尾根歩きになると、登山道らしい登山道で、時折紅葉が残っていてキレイです。立ち止まって景色を楽しむことができるようなスペースはあまりないですが。
1時間20分ほどで頂上に到着。
ヘリポートがあってスペースがあるので、ゆっくりとすることもできます。
一気に来た道を下って、ケーブルカーで下山。帰りのケーブルカーは行きほどの列はありません。でも、もちろん並ばないといけないし、車内は満員です。帰りもケーブルカーを楽しむことはできませんでした。
時間に少し余裕ができたので、循環バスには乗らずに歩いて道を戻ります。この麓の辺りの方が山の上よりも紅葉が残っていてキレイです。山の紅葉の時期は過ぎてしまっているけど、麓やネジャン寺の辺りは見頃のようです。
朝よりもはるかに増えた観光客の人々が写真を撮りながらケーブルカーの方へ向かっています。道にまで広がった人の波をよけるようにバスが運行している感じです。
やっぱり人気の紅葉スポットですね。
せっかくなので、昼食を食べようと屋台の方へ。朝鮮人参が名産なのか、天ぷらを売ってる店が多いです。山積みになっているから食べてみたくなっちゃう(笑)
ということで、朝鮮人参の天ぷらとその横で鶏肉を揚げているお店へ。
朝鮮人参の天ぷらは想像通り苦い(笑)食べなれていないとたくさん食べられるものではないようですね(笑)鶏の唐揚げはおいしい!何個でも食べれそう!これをつまみにビールを飲んで帰ることにしました。
1. About “Mt.Naejang” “Naejangsan” is so popular that it is …
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コース:ケーブルカー乗り場(上)→ヨンジャ峰(연자봉)→頂上(정상)
所要時間:2時間30分(往復)
※入場ゲートからの往復だと4時間程度。
費用:入場料(大人):3,000W(2019年11月現在)
循環バス:1,000W(片道)
ケーブルカー:8,000W(大人往復)
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